フランス発祥の老舗洋菓子店「ベイユヴェール」が販売するケーキのデザインが模倣だったとして、運営元のティーケーシン(兵庫県西宮市)は12月15日、「お騒がせしてしまったことをおわびする」と謝罪した。
模倣が発覚した商品は、フラワーケーキ「No.12」と「No.14」。ケーキデザイナーの女性が、自身がデザインしたものと酷似しているとSNSに投稿し、話題が集まっていた。
同社が公表した文書によると、8日にこの女性から連絡を受け、社内調査を実施した。その結果、「新商品・開発会議」でアイデア出しを実施した際、企画担当者が持ち寄ったイメージ写真の中に、この女性が製作したフラワーケーキが含まれていたことが判明したという。
同社は13日にこの女性におわびの文書を送付。該当する商品の販売を停止、回収・廃棄などの対応を行った。
同社は再発防止策として、外部専門家の指導を受け、全社員の再教育を徹底するとしている。
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