消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
家を建てたあと、どのようなことに後悔している人が多いのだろうか。家を建てた男女に聞いたところ「間取り」(53人)と答えた人が最も多いことが、ARINA(仙台市)の調査で分かった。
「間取り」と答えた人からは「ゆっくりくつろげるようにリビングダイニングを広くつくったが、子どもが独立して妻と2人きりとなり閑散とした雰囲気になって寂しい」「間仕切りすぎて部屋が狭く感じるので、広いリビングにすればよかった」といった声があった。
次いで「設備・収納」(35人)、「配置や動線」(25人)、「土地」(23人)、「外構」(18人)、「デザイン」(17人)、「費用面」(16人)と続いた。
「設備・収納」を挙げた人からは「コンセントの配置にミスった。コンセント位置が家具の裏になってしまい使いづらい」「思っていた以上に収納が少なくて苦労している。特に玄関収納はもっと大きくするべきだった」などの意見があった。
「配置や動線」については「コンセントの配置を考えて数も増やしたらよかった」、「土地」については「当たりのよい南向きの角地を選択すればよかった」といったコメントがあった。
インターネットを使った調査で、家を建てた男女200人が回答した。調査日は12月1日。
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