パルコは名古屋の屋外体験型サウナイベント「サウNAGOYA2023」の開催を記念し、クラウドファンディングを開始した。サポーター募集やイベント限定オリジナルグッズを展開し、イベントの周知や来場客増を狙う。
「サウNAGOYA2023」は名古屋の繁華街、栄で開催する。「MITSUKOSHI mae HIROBAs(ミツコシマエ ヒロバス)」に、引退した路線バスをサウナに改造した「サバス」と、4トントラックの冷凍車をサウナとアイスサウナに改造した「サウナフリーザー」が出店する。
開催日時は3月4〜12日で、入場料は3000円を予定している。サウナスペースの他、サ飯グルメエリア、ドリンクコーナー、グッズショップの併設を検討している。
パルコによると、街中でサウナイベントを実施するにあたり、更衣室や排水設備などの費用がかさむためクラウドファンディング実施に至ったという。寄附は5000円コース、8000円コース、1万円コース、1万5000円コース、2万3000円コース、3万円コースを用意した。寄付金額に応じて入場チケットやフェイスタオルなどのリターンを設けている。
日本サウナ・温冷浴総合研究所によると、2021年における日本のサウナ愛好家数は約2584万人。新型コロナウイルスの影響もあり、17年の調査開始から最も少ない数となった。頻度別でも、年1回以上月1回未満の「ライトサウナー」は1652万人、月1回以上月4回未満の「ミドルサウナー」は523万人と双方で過去最低となった。
一方、月4回以上サウナを利用する「ヘビーサウナー」は339万人で19年以来微増していることから、根強い愛好家がいることが分かっている。
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