淡路島にグランピング施設が誕生、特徴は?現代アートを体感

» 2023年01月21日 09時15分 公開
[青山ひかりITmedia]

 イチーナ(香川県東かがわ市)は3月10日、兵庫の淡路島にあるMOUNT LAKEキャンプ場内に新たなグランピング施設「MOUNT LAKE re:sort(マウントレイク リ・ソート)」をオープンする。

photo 淡路島にオープンするグランピング施設「MOUNT LAKE re:sort koko」のイメージ(出所:プレスリリース、以下同)

 淡路島は関西だけでなく瀬戸内国際芸術祭などで来日する海外からの観光客も訪れる拠点で、洲本市にある同施設は島の中央に位置する。湖畔で自然を感じながら棚田の風景が一望でき、近隣の里山の農家が生産した食材を使って、バーベキューなどを提供する。

photo 湖畔で里山の風景を一望できる

 一棟貸し切りの「MOUNT LAKE re:sort koko」は定員が7人。ダイニングの他にリビングルーム2部屋、ベッドルーム2部屋がある。シャープでモダンな建物の設計は、隈研吾事務所で主任を務める若手建築家の小川博央氏が手掛けた。室内と外壁は木材の木目を生かしたデザインで、大自然を満喫しながら創造力を刺激する現代アートの空間にした。テラスにはドームテントを常設し、本格的なグランピングができる。

photo モダンなデザインの室内

 天然温泉に職人の手を加えて精製されたクラフト温泉もある。宿泊料金は平日の夕食バーベキューと朝食付きプランで大人2人5万5000円(2人1室利用時)。

photo 職人の手を加えたクラフト温泉

 「re:sort」にはリセットや整うといった意味を込め、疲れた現代人の心身を自然の力で解きほぐしたいという。4月にはもう一棟、木々に囲まれた場所をコンセプトに「MOUNT LAKE re:sort kiki」もオープン予定だ。

photo 4月にオープン予定の「MOUNT LAKE re:sort kiki」

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