無料チャットアプリ「パルケトーク」を運営するパルケ(東京都港区)は、ChatGPT相当の言語モデル「GPT-3」を活用したチャットボット機能(β版)の提供を開始した。利便性の高いチャットアプリを目指す。
ChatGPTは、AIを研究する非営利団体「OpenAI」が提供する言語モデルだ。英文の添削やイベント企画、記事構成などのアイデア出しから人生相談まですることができ、Twitterなどで話題になっている。
パルケトークでは、ユーザーが質問をすると、会話形式の自然な文章で回答を得られるようにした。
使用する際はパルケトーク内でチャットAIをメンションして会話をスタートする。例えば「Webサイトのアクセス数が伸び悩んでいる」と問いかけた場合、「SEO対策を行う」「コンテンツの充実」「マーケティング活動」「プロモーション」などの解決策を提案してくれるという。
その他に「プレスリリースを思いきりバズらせるには」「オウンドメディアの最適な記事タイトルを考えたい」「最近、ウェビナーのネタが枯渇してきた」「社内を活性化するためのアイデアがもっと欲しい」「明日のパーティを盛り上げるためのアイデアを考えたい」など多様な相談を可能とした。
複数人での使用もできるようにした。グループトークで議論に行き詰まったり、客観的な意見やヒント、アイデアが欲しかったりする際に、ロジカルな同僚が1人増えた感覚で活用できるとのことだ。
パルケトークは、会社を超えたプロジェクトや社内コミュニケーションに加えて、NPO・PTA・マンション管理組合など地域のコミュニティー活動、ゼミやサークル活動など、さまざまなシーンで利用できる無料チャットアプリだ。コストや機能制限を気にせずグループチャットを利用できるようにした。シンプルで使いやすい操作性を追求している。
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