JR東、新サービス「JRE手ぶら旅」の実証実験を開始 旅に必要なものを駅でレンタル：5月31日まで

[ITmedia]

　JR東日本とJR東日本スタートアップは2月1日から、旅に必要なものを駅で借りて駅で返す新サービス「JRE手ぶら旅」の実証実験を東京駅と仙台駅で開始する。モノの貸し借りアプリ「Alice.style（アリススタイル）」を運営するピーステックラボ（東京都渋谷区）と協業して実施する。

JRE手ぶら旅（プレスリリースより引用）

　このサービスでは、新幹線車内や滞在先で必要な品物のセットを駅で借し、また返却できるようにした。提供するのはリモートワークセットA（車内利用向け）・B（滞在先利用向け）、ビューティーセット（滞在先利用向け）、リラックスアイテム（アイリズム・ヒートネック・腰ストレッチャー・レッグリフレ）の全4種類。料金はセットによって異なり、最短2時間で500〜800円、最長72時間で4000〜5000円。

商品・利用料金（プレスリリースより引用）

　利用者は、1カ月前から前日午後5時までに公式Webサイトで予約。東京駅では新幹線南のりかえ口改札前の手荷物預かり所、仙台駅では駅たびコンシェルジュ仙台で受け渡しや返却対応を行う。準備が整い次第、ロッカーでの無人の受け渡しなども開始予定だという。

利用手順（プレスリリースより引用）

　実証実験の期間は5月31日まで。なお、4月27日〜5月7日は利用不可となっている。実証実験の結果を受けて、将来的にはアイテムの数・種類や展開駅を拡大する予定だ。