1人暮らしのZ世代、5人に1人が「推し」スペースがあるテレビを持っていない

» 2023年02月01日 08時05分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 アットホーム(東京都大田区)は、賃貸物件で1人暮らしをしている17〜26歳のZ世代を対象にライフスタイルに関するアンケート調査を実施した。その結果、5人に1人が「推し」のためのスペースがあると回答。4人に1人が「掃除機」を持っていないことなどが明らかとなった。

 1人暮らしのZ世代のうち、「推し活・オタ活」をしている人は約半数。そのうち、約4割が部屋の中に「推し」に関するスペースを持っているという。「推し」に関するスペースは、半数近くが4平米と回答した。

5人に1人が「推し」のためのスペースがある

 住まいの価値観については、6割以上が「ライフステージに応じて違った場所に住みたい」と答え、転職や結婚などに合わせて住まいを変えたい意向が見られた。また、2割以上が「浴槽は必要ない」と回答し、シャワーだけで済ませる人も一定数いるようだ。

住まいの価値観

 重視する住まいの条件で最も多いのは「通勤・通学に便利」(51.5%)。次いで「間取り・広さ」(48.3%)、「スーパーマーケットが近い」(43.8%)と続いた。「時間を有効に使いたいというZ世代の特徴が表れている」(同社)。

 重視する住まいの設備は「独立洗面台」(37.5%)がトップで、2位「モニタ付インターホン」(33.8%)、3位「インターネット無料」(33.0%)の順となっている。

重視する住まいの条件や設備

 そのほか、調査では約2割が「テレビ」を持っていないことも明らかに。さらに4人に1人が「掃除機」を持っておらず、粘着式クリーナーやモップなどで代用しているようだ。

持ち物について

 インターネットによる調査で、賃貸物件で現在1人暮らしをしている17〜26歳の400人が回答した。調査期間は2022年11月18〜21日。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.