新潮社は2月1日、村上春樹さんの新作長編を4月13日に刊行すると発表した。2017年2月に同社が刊行した『騎士団長殺し』(第1部顕れるイデア編、第2部遷ろうメタファー編)以来、6年ぶりの書き下ろし長編小説となる。
新作は原稿用紙1200枚で、村上さんの長編小説としては初めて、刊行と同日に電子書籍も配信するという。
村上さんは世界的なベストセラー作家として知られ、フランツ・カフカ賞やエルサレム賞など多くの文学賞を受賞している。
22年には『女のいない男たち』(文藝春秋)の単行本と文庫の累計部数が100万部を突破。同作には第94回米アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した映画『ドライブ・マイ・カー』の原作となった同名の短編小説が収録された。
現在もTOKYO FMの番組『村上RADIO』で村上さん自身がディスクジョッキーを務めるなど精力的に活動している。
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