アマゾンエコーの第5世代を日本で発売 特徴は？：スマートホーム体験を実現

[ほしのあずさ，ITmedia]

　アマゾンジャパンは2月1日、「Echo Dot（第5世代）」（7480円）と「Echo Dot with clock（第5世代）」（8480円）を日本で発売すると発表した。同製品には新たに温度センサーを搭載し、アレクサによるスマートホーム体験を実現する。2月1日から予約を受け付けており、出荷予定は2月14日。

Amazonが「Echo Dot（第5世代）」と「Echo Dot with clock（第5世代）」の日本発売を発表した（出所：プレスリリース）

　前世代のコンパクトな球体デザインはそのままに、44ミリスピーカーを搭載し音質を向上させた。よりクリアな高音と前世代比最大2倍の深みのある低音を実現し、自宅での音楽体験をより豊かなものにする。

　新機能として新たに温度センサーも搭載した。室温の変化により自動でエアコンや扇風機がつくなど、利便性を高めた。また、前世代と同様のモーション検知機能も搭載しており、部屋に入ると自動的に照明が点灯するようにした。

　そのほか新たな機能として、デバイスの上部をタップするだけで音楽の一時停止や再開、タイマーを止めたり通話を終了したりもできるという。

使用イメージ（出所：プレスリリース）

　製品のカラーは「Echo Dot（第5世代）」がチャコール、グレイシャーホワイト、ディープシーブルーの3色、「Echo Dot with clock （第5世代）」がグレイシャーホワイトとクラウドブルーの2色。どちらの製品も、再生利用ポリエステル糸100%と再生利用プラスチックを56%以上使用するなど環境に配慮した設計となっており、デバイスを使用していない間は低電力モードとして消費電力を抑制する。

上部をタップして音楽の一時停止・再開などもできるようにした

　スマートスピーカーの中でも、Amazon Echoは人気であることが分かる。MMD研究所が「スマートスピーカーを所有したことがある」（120人）と回答した人に利用している製品を尋ねたところ、「Amazon Echo」（16.7％）が最も多かった。次いで「Google Home」（12.5％）、「Amazon Echo Show」（10.8％）と続いた。

最も利用しているスマートスピーカーは？（MMD研究所調べ）

　スピーカーの所有に関する調査は、スマートフォンを所有している20〜69歳の男女555人を対象にインターネットで実施した。期間は2021年10月19〜22日。