「しゅふJOB総研」を運営するビースタイル ホールディングス(東京都新宿区)は、就労志向の女性に「女性管理職」をテーマとした調査を実施した。その結果、100%仕事に時間を使えるとしたら「管理職を希望する」と答えた人は5割を超えていることが分かった。
現状、管理職を「希望しない」という女性に、100%仕事に時間を使えるとしたら「管理職」を希望するかを尋ねると、「希望する(条件によってはを含む)」と答えた人は52.0%だった。
管理職を「希望する」という人を子どもの有無別にみると、子どもがいない人は23.9%、子どもがいる人は27.2%という結果に。
100%仕事に時間を使えれば管理職を希望するという人を子どもの有無別でみると、子どもがいない人は53.1%、子どもがいる人は67.1%。現状よりも、子どもがいない人で29.2ポイント、子どものいる人で39.9ポイント多くなった。
100%仕事に時間を使えれば管理職を希望するという人からは「管理職の比率を増やすことだけを目標にしても、意味がない。『管理職になってもいいな、なりたいな』と思えるような働き方にならないといけない」(30代)、「ぜんぜん進んでないと思う。実際育児はすごい時間と労力をとられる。自分が人生の中心じゃなくなる。管理職になりたい人が当たり前になれる環境を整えるのは必要だと思う」(40代)といった声があった。
インターネットを使った調査で、求人サイトに登録している女性596人が回答した。調査期間は2022年9月16〜23日。
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