日次推移でみると、インバウンド需要は昨年10月の水際対策緩和後に急回復し、昨年12月末まで右肩上がりで増加し続けている。クレジットカードの決済データは、東京五輪や水際対策緩和など、イベント発生時における訪日外国人の動きを正確に捕捉していることが分かる。
業種間でもインバウンド決済額の回復度合いに違いがみられた。とくに、百貨店・家電・ドラッグストアなどの回復が大きく遅れていて、これも、中国人観光客の戻りが遅いことが一因のようだ。
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