野村不動産とケン・コーポレーションは2月15日、「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」について権利変換計画の認可を受けたと発表した。同事業では、東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木」駅から西へ約300メートル、六本木ヒルズに隣接する約1.6ヘクタールの区域を整備。2028年度に竣工を予定している。
現状の同区域内では、緊急輸送道路に指定されている補助10号線(テレビ朝日通り)の未整備、沿道の耐震性が不足する建物、緑や公園などのオープンスペースの不足といった課題がある。
同事業では、制震構造の地上54階・地下4階建の複合施設に、住宅・事務所・商業機能を導入。また、国際水準の宿泊機能を備えるため、外資系ラグジュアリーホテルブランドを誘致する。
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