消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
不動産仲介・リノベーション設計・工事を手掛けるgroove agent (東京都港区)は、2月22日の「猫の日」にちなみ、猫と暮らす家に関してアンケート調査を実施した。猫を飼っている人の家のタイプは「賃貸」(51%)が「持ち家」(49%)をわずかに上回った。猫と暮らす家の悩みを尋ねたところ、1位は「猫飼育可能な物件が少ない」(247票)だった。
以下、「毛が抜けて敷物や洋服につく」(200票)、「家具や壁で爪をとぐ」(161票)、「トイレの臭いが気になる」(157票)、「猫が運動できる広さがない」「アレルギーがあり悩まされている」(各114票)と続く。
「猫と暮らす」という観点で、現在の家の満足度を聞いたところ、「持ち家」が57%で最多となった。住人からは「猫と共存するために工夫して建てた」「人間も猫も十分に暮らせる空間がある」といった声が寄せられた。
猫と暮らすために購入・住み替えするならどんな家に住みたいか聞いたところ、32%が「新築戸建て」と回答した。以下、「新築マンション」(20%)、「中古マンション」(19%)と続く。
新築戸建てを選んだ人からは、「せっかくなら新築に住みたいし、戸建てなら何も気にしなくて良いから」「注文住宅にすれば自分たちにも猫にも住みやすい家が設計できるかもしれないから」「きれいな環境で周りを気にせずのびのび育ってほしいから」といったコメントが聞かれた。
調査はインターネットで、東京都在住の猫を飼っている20〜40代の男女1000人を対象に実施した。調査日は2月8日。
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