「箱根ホテル小涌園」オープン ユネッサンと連携し、温泉・自然・食事を提供：次世代のリゾートホテルとして訴求

[ほしのあずさ，ITmedia]

　箱根小涌園（神奈川県足柄下郡）は、7月12日に「箱根ホテル小涌園」を開業すると発表した。1959年に開業し、18年に役目を終えた「箱根ホテル小涌園」の名称を受け継ぎ、温泉・自然・食事を体験できる次代のリゾートホテルとして、運営する。

建設中のホテル（出所：プレスリリース　以下同）

　思い出の風景は残しつつ新たに建て替えた箱根ホテル小涌園では、滞在中「箱根小涌園ユネッサン（以下、ユネッサン）」が何度でも利用できるようにした。

　ユネッサンも食事やアクティビティなどの機能を充実させた。複数施設のリニューアルで、箱根小涌園全体を盛り上げていく。

箱根小涌園エリア全体図

　新設する箱根ホテル小涌園では快適に過ごせるリゾートホテルを目指し、キャッシュレス決済の導入やセルフチェックイン機の設置など利便性の向上に取り組んだ。

　旧ホテルでも人気のあった庭園・箱根外輪山を望めるロビーは新ホテルでもそのままに、新たに吹き抜けにすることで奥行きのある空間とした。最上階にある大浴場からは自然の景観を楽しむことができ、またプライベート感のある貸切風呂も用意する。

ロビーイメージ

　客室は全室をベッドとし、靴を脱いでゆっくりとくつろげるタイプの客室も用意した。食事は庭園に面したビュッフェレストランで、ライブキッチンで仕上げる出来たての料理を提供する。

スタンダードルームイメージ

　ホテルは箱根湯本駅から箱根登山バス・伊豆箱根バスで約20分の場所に位置している。客室は全150室で、館内2カ所の大浴場のほか貸切風呂やコミュニティスペース、夏季限定の屋外プールなどを設ける。