転職先の決め手 1位「仕事内容」、2位以下は?職場の人間関係が悪い

» 2023年02月27日 12時17分 公開
[堀内ひろITmedia]

 人材会社のベクトル(東京都千代田区)は「転職の決め手に関するアンケート調査」を実施した。転職経験者に転職先の決め手を聞いたところ、1位は「仕事内容」(40.4%)だった。

(出所:写真AC)

 2位は「休日休暇が希望に合う」(38.4%)、3位が「勤務時間が良い」(37.4%)、4位は「給与、年収が高い」(37.0%)が続いた。ベクトルでは「ライフワークバランスを重要視する回答が上位に上がっている」とコメントしている。

転職先の決め手は?(複数回答可、出所:ベクトル)

 「転職をしたいと思ったきっかけ」を聞くと、トップは「職場の人間関係が悪い」で44.4%。次いで「給与に不満がある」(36.6%)、「休日が少ない」(25.2%)、「やりがいがない」(24.2%)だった。

転職をしたいと思った「きっかけ」は?(複数回答可、出所:ベクトル)

 転職について「誰かに相談した」という人は77%。相談した人に相手を聞くと、「配偶者」「友人」(いずれも37.3%)と「親」(36.2%)がほぼ同率で並んだ。「転職エージェント」は4位で20.1%、「ハローワーク担当者」は6位で14.9%で、「相談相手に専門家を選ぶ人は意外と少ないことがうかがえた」(同社)

転職を誰に相談しましたか?(複数回答可、出所:ベクトル)

 インターネットによる調査で、転職経験のある20〜60代の男女500人が回答した。調査期間は2022年12月16日〜22日。

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