消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
賃貸物件を契約するうえで、どのようなことを妥協した人が多いのだろうか。過去2年以内に賃貸物件を契約した人に聞いたところ「建物構造(RC造、SRC造、木造など)」(20.8%)、「日当たり・風通しがいい」(20.5%)、「階数(20.0%)が上位にランクインしていることが、アットホーム(東京都大田区)の調査で分かった。
「建物構造」と答えた人に、妥協してどうだったかを尋ねたところ、53.0%が「問題はなかった」と回答した。問題はなかったという人からは「最近の築浅物件は木造でもそこまで生活音が響かないから」「災害に強い地区なので木造でも問題ないと感じたから」といったコメントがあった。
「日当たり・風通しが良い」を挙げた人のうち、64.6%が「問題はなかった」と回答。理由を聞いたところ、「除湿機を買えば問題なかった」「日当たりが影響する時間はだいたい学校に行っているから問題なかった」という声があった。「階数」については、 76.3%が「問題はなかった」と回答。理由として「セキュリティーがしっかりしていれば問題ないから」などの意見あった。
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