GW、東海道新幹線のぞみに「子連れ専用車両」 泣いたらどうしようの心配解消：一部列車の指定席

[ITmedia]

　JR東海は3月15日、東海道新幹線「のぞみ」一部列車の指定席に「お子さま連れ専用車両」を設定すると発表した。ファミリー層が周囲に気兼ねなく利用できる点を訴求する。

「お子さま連れ専用車両」を設定（画像はイメージ、提供：ゲッティイメージズ）

　専用車両は、一両丸ごと子ども連れ専用としており、同社は「（子どもが）『泣いたらどうしよう』の心配がいらない」とアピールしている。利用条件は、大人1人以上と小学生以下の子ども（乳幼児含む）1人以上だ。

車内のイメージ（出所：JR東海公式Webサイト、以下同）

子連れに優しいことを訴求

　専用車両の設定日は4月28日〜5月7日。多くの利用が予想される期間は設定本数を1日片道4本、それ以外の日は1日片道2本とした。合計52本を設定する予定だという。

　発売日時は3月22日の午後2時とした。発売窓口は、JR東海ツアーズの公式Webサイトや「ぷらっと旅・コールセンター」、首都圏・中部地区・関西地区にある主な支店。

　利用を促進するため、大人1人につき、弁当・ドリンク・土産購入などに利用できる1000円の利用券（電子クーポン）を用意した。

　コロナ禍が落ち着いてきたので、多くのファミリー層が新幹線を利用することが見込まれる。子連れ専用車両で、ゴールデンウイークのお出かけ需要に対応していく。

設定列車