明治は4月3日に、「明治おいしい」ブランド初の商品「明治おいしい生クリーム」(以下、おいしい生クリーム)を発売する。容量は200ミリリットルで、希望小売価格は486円。
おいしい生クリームは、お菓子づくりにも料理にも使いやすい乳脂肪分40%で、新鮮な生乳本来のおいしさを追求したという。生クリームは脂肪分が高いほど固まりやすくホイップしやすいので、製菓用には脂肪分45%前後のものが好まれる傾向にある。その一方で、料理用には固まりづらい脂肪分35%前後のものが好まれる傾向にあるので、「乳脂肪分40%の本商品は好みに合わせて幅広く使える」(同社)という。
原材料は北海道産生乳を100%使用。生乳の風味を高めるために「NF膜濃縮」技術や、すっきりとした後味を実現する「脱酸素」工程など、同社独自の技術で製造している。また光を遮る容器「スマートパック」を使用することで、賞味期限は製造日+28日を実現した。
市販の液状クリーム市場(販売金額)をみると、2021年度は17年比114%に拡大。液状クリーム3種(乳脂肪、植物性脂肪、乳脂肪と植物性脂肪を合わせた混合脂肪)の中では、「乳脂肪」クリームの販売規模が70%を占めている(インテージ社調べ)。
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