羽田空港「撮影は事前許可」ルール、収益化を伴わない場合は不要 運営会社が周知収益化を伴う場合は申請

» 2023年03月29日 15時20分 公開
[ITmedia]

 羽田空港を運営する日本空港ビルデング(東京都大田区)は3月29日、第1・第2ターミナル内で撮影を実施する際、撮影日の3営業日前までの申請を義務付けるルールについて、一般利用客が個人で楽しむ範囲であれば申請は不要と発表した。

 このルールは以前から設けていたもので、28日に再度周知した際、一般の撮影も申請が必要になるとの誤解が広まったことから対応した。

photo 日本航空ビルデング(公式Webサイトより)

 SNSなどでの収益化を伴う撮影やライブ配信を実施する際は、具体的な撮影内容や目的、撮影者名などの必要事項を所定フォームに記入し、承認した場合にのみ撮影を許可する形式を取る。

photo 申請フロー(画像はプレスリリースより、以下同)

 撮影を許可した場合、保安検査場や出入国審査上での撮影禁止や、他の利用客や空港スタッフの無断撮影の禁止、周囲の利用客の迷惑にならない範囲で実施することなどの禁止・注意事項を順守するよう求める。

photo 禁止・注意事項

 混雑が見込まれる期間については撮影自粛期間とし、報道以外の取材・撮影は控えるよう呼びかけている。期間は4月28日〜5月8日、8月4〜15日、12月22日〜2024年1月4日。

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