箱根に全12棟のグランピング施設、4月オープン 特徴は?モリトソラ箱根

» 2023年03月31日 10時45分 公開
[神奈川はなITmedia]

 神奈川県箱根町に全12棟のグランピング施設「モリトソラ箱根」が4月に開業する。グランピング施設の予約サイトを運営するブッキングリゾート(大阪市)が発表。3月28日に予約受付を開始した。

神奈川県箱根町に全12棟のグランピング施設「モリトソラ箱根」が開業する(プレスリリースより、以下同)

 同施設は富士箱根伊豆国立公園内に位置する。12室全てがスイート仕様の温泉風呂付きプライベートヴィラとなっている。

 各室の専用風呂には「美肌の湯」として知られる強羅温泉を引いており、愛犬と過ごせる部屋「スタンダードドッグ」(1日2組限定)の他、「スタンダード」「モデレート」「エグゼクティブ」「スイート」の5種類の客室を用意した。

モリトソラ箱根モリトソラ箱根 全5種類の客室を用意している

 各室に設けたアウトドアリビングは、キャンプファイヤーやBBQなどグランピングスタイルで箱根の大自然を満喫できる特等席となっている。食事は神奈川県の地元食材をメインとしたグランピングBBQメニューを用意している。

モリトソラ箱根モリトソラ箱根 各室にはキャンプファイヤーやBBQなどを楽しめるアウトドアリビングも設けている

 新型コロナウイルスへの対応として、客室は全棟1棟貸切で、他の部屋と十分な距離、間隔を空けた配置になっている。

他の部屋と十分な距離・間隔を空けた配置に

 グランピングはコロナ禍で密を避けながら楽しめるアクティビティとして人気を獲得。市場規模は急拡大しており、全国グランピング協会の調べでは、2020年12月時点のグランピング業界の市場規模は推計600億〜800億円。新施設の開業が相次ぎ、23年までに1000億円に達すると見込む。

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