職場の同僚とのプライベートな交流は、近年減少傾向にある。多くの人がそれを望まなくなったためと考えられるが、Z世代の男性だけは状況が異なるようだ──そんな結果が、アスマーク(東京都渋谷区)が22〜56歳の男女1200人を対象に実施した「世代による職場意識の違い」調査で分かった。
調査では22〜27歳を「Z世代」、28〜41歳を「Y世代」、42〜56歳を「X世代」とした。結果を性別・年代別で見ると、Z世代の男性のみ「職場の人とプライベートでも交流したい」という積極派が消極派を上回った。
他の層で「プライベートでも交流したい」と考える人は2割程度となった一方、Z世代の男性は37.0%に上った。
社内交流への考えを尋ねたところ、Z世代の男性のみ「職場の人とプライベートでも交流したい」「社内イベントには積極的に参加したい」(42.0%)が「交流したいと思わない」「参加したくない」(22.0%)を上回った。
ワークライフバランスへの考えは、「プライベートと仕事はきっちり分ける」が世代を問わず7割近くに上った。
調査は2022年11月22日〜25日、インターネットで実施した。
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