2024年卒学生の採用数を増やす割合が高い業界は「百貨店・ストア・流通」──就活情報サイトを運営する学情が実施した調査で、そんな結果が出た。
採用予定数を前年と比較して、「増やす」と回答した企業は27.4%と、「減らす」と回答した企業2.8%を24.6ポイント上回った。
採用予定数は全体平均で28.8人となり、前年より8.3%伸長し、23年卒に引き続き24年卒も採用数を増やす動きが見られた。上場別の採用予定数は、上場企業が平均60.2人、非上場企業で平均23.4人だった。
業種別では、いずれの業種でも「増やす」が「減らす」を上回る結果となった。中でも「百貨店・ストア・流通」は「増やす」が47.2%、「旅行・ホテル・レジャー・フードビジネス」が35.7%と、接客や販売職などを募集する業種での採用増が目立った。
採用増の理由については、23年卒時同様に「業務拡大のため」が28.3%で最多となった。
調査は、全国の企業および団体を対象にインターネットで実施した。調査期間は1月5〜31日、有効回答数は1862件。
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