消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
中国に進出する日系企業へのマーケティング支援を行うENJOY JAPAN(東京都新宿区)は、中国在住の中国人を対象に「海外旅行に関する意識調査」を実施した。中国人が旅行したいと思っている国の1位は「日本」だった。
どの国に旅行したいかと尋ねると、1位は「日本」(871人)だった。2位は「シンガポール」(469人)、3位は「カンボジア」(284人)と続き、アフターコロナにおいても東南アジア諸国の人気が高い様子がうかがえた。4位は「マレーシア」(255人)、以下「韓国」(237人)、「タイ」(200人)、「インドネシア」(197人)という結果に。
「日本へ旅行したい」と答えた人に対し、その目的を尋ねたところ「買い物」(53.3%)がトップ。次いで「食事」(35.5%)、「遊園地、テーマパークで遊ぶ」(24.5%)だった。2017年調査と比較すると歴史や伝統、自然への興味関心が高まり、遊園地やテーマパークへの興味関心が減少していた。
前問で「買い物」と答えた人に、「購入したい商品は何か」と尋ねた。1位は「化粧品・香水」(49.8%)、次いで「菓子類」(44.8%)、「健康グッズ・トイレタリー」(25.0%)と続いた。
調査は3月13〜19日、インターネットにて実施。中国在住の中国人1140人が回答した。
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