定年退職後の6割が「今も働いている」、悩みは?定年前と同じ職種(1/2 ページ)

» 2023年04月11日 08時00分 公開
[秋月かほITmedia]

 カケハシ スカイソリューションズ(東京都新宿区)は、「定年後の仕事とお金に関する調査」を実施した。その結果、定年退職後の60代のうち66%が働いていること、最も多い雇用形態は「嘱託・契約社員」であることが分かった。

photo 「定年後の仕事とお金に関する調査」の結果は?(画像はイメージ、提供:写真AC)

定年退職後の半数以上が「働いている」

 定年退職後の60代を対象に「定年退職後に仕事をしているか」と質問したところ、「働いている」(66%)、「働いていない」(34%)という結果になった。

 回答を60〜64歳と65〜69歳に分けると、60〜64歳の78%が働いており、そのうち51%の人が「継続雇用制度」で仕事を続けていることがうかがえた。

photo 定年退職後に働いているか(出典:プレスリリース、以下同)

 前問で「働いている」と回答した人に雇用形態を尋ねると、60代前半・後半ともに「嘱託・契約社員」が最も多かった。2位と3位は、60代前半では「正社員」「パート・アルバイト」、60代後半では「パート・アルバイト」「正社員」となっていた。

photo 雇用形態
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