消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
KNT-CTホールディングス(東京都新宿区)は、今年のゴールデンウィーク(GW)における国内・海外旅行動向を発表した。GW中の国内旅行先(近畿日本ツーリストの旅行販売高、以下同)を見ると、1位は東京ディズニーリゾートへの観光客が多い「千葉県」だった。
2位は大自然、温泉、グルメなどが魅力の「北海道」、3位はGWの定番人気スポット「沖縄県」、4位はユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの観光客が多い「大阪府」だった。
人気旅行先の伸び率ランキングを見ると、1位は昨年と比較して7倍以上となった「大阪府」、2位は5倍に増加した「東京都」で、都市部への旅行が急激に回復していることがうかがえる。3位は「福岡県」「神奈川県」「宮城県」が並んだ。
海外の人気旅行先を見ると、近畿日本ツーリストのトップ3は「ホノルル」「ソウル」「グアム」で、短期間でも旅行が楽しめる近場の国がランクインした。添乗員同行の旅行を中心に取り扱うクラブツーリズムのトップ3は「インド」「UAE(ドバイ・アブダビ)」「台湾」で、海外旅行のリピーター向けのコースが人気となっている。今年の春からは外国船の日本発着クルーズも解禁され、多くの予約が入っているとのことだ。
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