スプライト、5年ぶりリニューアル カフェインゼロのリフレッシュ飲料として訴求デザインも一新

» 2023年04月24日 16時10分 公開
[ITmedia]

 日本コカ・コーラは4月24日、5年ぶりにリニューアルした炭酸飲料「スプライト」を発売した。新パッケージを採用した他、甘さのバランスを調整。Z世代、20〜34歳の男女をターゲットに、仕事や勉強の合間のリフレッシュのための飲用を見込む。

sprite スプライト、5年ぶりにリニューアル(プレスリリースより引用)

 スプライトは、1971年に発売した同社のロングセラーブランドだ。今回のリニューアルでは、レモン&ライムフレーバーのスッキリとした味わいはそのままに、甘さのバランスを調整。カフェインゼロでありながら、よりキレのある後味に仕上げた。

 また、パッケージの配色をグリーンに統一するとともに、シンプルなグラフィックデザインに一新。定番の350ミリリットルや1.5リットル以外にも、700ミリリットルや北海道エリア限定の500ミリリットル缶など全6サイズを用意した。

sprite 全6サイズを用意(プレスリリースより引用)

 全国清涼飲料連合会が発表した「清涼飲料水統計2022」によると、清涼飲料水の一人当たりの年間消費量(2021年)は176.8リットルで、3年ぶりに増加に転じた。同年に発売された新商品数は1231品で、そのうち炭酸飲料は238品と最多を占めた(その他飲料を除く)。競争が激しい炭酸飲料市場において、ロングセラー商品のリニューアルにより新たな需要の取り込みを図る。

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