消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
マーケティングリサーチなどを手掛けるアーキテクト(東京都港区)は、運営する調査サイト「タレントパワーランキング」で、日本で活動する韓国女性アイドルグループのランキングを発表した。その結果、1位は「NiziU」(パワースコア:18.8)だった。
同社の調査は、国内で活動するタレントの「認知度(顔と名前を知っている)」と「誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)」を掛け合わせた「パワースコア」を算出して作成している。本ランキングは、2022年11月度に実施したタレント調査データ(一部過去実施データ)を利用して、ランキング形式でまとめたもの。
1位の「NiziU」は、日本の「ソニーミュージック」と韓国の大手芸能事務所「JYPエンターテインメント」による共同オーディションプロジェクト「Nizi Project」より誕生した9人組のガールズグループ。デビュー後29日という史上最速でNHK紅白歌合戦出場を果たしたことでも注目を集めた。
2位は「TWICE」(同:17.4)、3位に「LE SSERAFIM」(同:7.6)と続いた。
2位の「TWICE」は、韓国のオーディション番組「SIXTEEN」より、15年に誕生した韓国人5人、日本人3人、台湾人1人からなる多国籍ガールズグループで、アジアにとどまらず世界で活躍している。
3位には、韓国の大手芸能事務所「HYBE」が手がけた初のガールズグループである「LE SSERAFIM」がランクインした。日本デビューシングルの出荷は50万枚を超え、K-POPグループの日本デビューシングルでは史上初となる日本レコード協会のダブル・プラチナ認定を受けた。
調査は毎年2、5、8、11月の年4回実施。一都三県在住の10〜50代男女を5歳刻みで50人ずつ、60代男女50人ずつの計1100人を対象とした。
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