消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
ビジネスパーソンは平日のランチ、どのような食べ方をしているのだろうか。この質問に対し、「自炊、または家族などが作った食事」(31.4%)が最も多いことが、リクルートが運営する「ホットペッパーグルメ外食総研」の調査で分かった。
次いで 「小売店や飲食店で購入した食事」(20.8%)、「自分、または家族などが作った弁当」(19.3%)、「社食、学食」(8.2%)、「外食店内での食事」(7.9%)だった。「新型コロナウイルス感染症の影響が落ち着いて、有職者が自宅でランチを食べる機会が減っているようだ」(ホットペッパーグルメ外食総研)
男女年代別でみると「自分、または家族などが作った弁当」は男性よりも女性において高く、60代男性では「外食店内での食事」が他の男女年代より高かった。
1年前と比べて、ランチの食べ方に変化はあるのだろうか。テレワークを行う機会が増えたという人は「1人で食事」(30.6%→22.1%)、「自宅で食事」(24.2%→16.9%)、「仕事をしながら食事」(15.1%→11.8%)はいずれも前年よりも減少した。
ただ、テレワークが日常化したという人の回答を合わせると、いずれも前年よりも増加。「テレワークの増加や定着が、有職者のランチ形態に一定の影響を与えていることがうかがえた」(ホットペッパーグルメ外食総研)
この調査は首都圏、関西圏、東海圏に住む20〜69歳の男女を対象に1月18日〜31日に事前調査を行い、3月1日〜8日に本調査を実施した。本調査の有効回答数は5485件(首都圏:2875件、関西圏:1395件、東海圏:1215件)。
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