消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
リサーチ会社GfK Japan(東京都中野区)は、「アウトドア・キャンプ用品購入者調査」を実施した。今後購入したいアイテムの1位は「テント」で、2位「寝袋・シュラフ」、3位「バーベキューコンロ」と続く。過去1年間に購入したアイテム1位は「アウトドア用チェア」だった。
購入したいテントの価格帯については、回答者の普段のキャンプ頻度によって大きな差があった。頻度が年1回未満のキャンパーでは「2万円未満」、年3〜4回のキャンパーでは「5万〜10万円」、年5回以上のキャンパーでは「5万円以上」と回答した人が最も多かった。
キャンプ用品を購入場所を聞くと、全体では「アウトドア・スポーツ専門店の店舗」「総合オンラインショップ」が上位を占めた。世代別で見ると、若年齢層ほど「アウトドア・スポーツ専門店の店舗またはオンラインサイト」の利用が多く、高年齢層ほど「総合オンラインショップ」「ホームセンター」の利用が多い傾向にあった。
キャンプ用品に関する情報源を尋ねたところ、「動画サイトやSNS」「アウトドア用品店の店頭の陳列」と回答した人が多かった。中でも若年齢層を中心に、YouTube、Instagram、Twitterが特に有力な情報源となっているようだ。
調査は2022年10月、インターネットで実施。調査対象者は過去1年以内にキャンプ用品を購入、もしくは購入を検討している20〜69歳の男女2276人。
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