社内会議は6割が「対面」に 大企業は「オンライン」中心で二極化帝国データバンクが調査

» 2023年04月28日 11時30分 公開
[季原ゆうITmedia]

 帝国データバンクは、社内外会議に関する企業の実態について調査を実施した。その結果、社内会議の実施方法は61.8%の企業が「主に対面」であり、企業規模が大きいほどオンライン会議を取り入れている割合が高かった。

photo 社内外会議に関する企業の実態調査(出所:プレスリリース、以下同)

 社内会議の実施方法を尋ねると、最も多い回答が「主に対面で実施」で61.8%だった。次いで「主にハイブリッドで実施」(26.3%)となり、「主にオンラインで実施」は6.3%にとどまった。

photo 社内外会議の実施方法

 一方、社外との会議については、「主にハイブリッドで実施」が50.2%を占め、社内会議よりも23.9ポイント高くなった。また、「主に対面で実施」は26.8%で、社内会議を35.0ポイント下回る結果となった。

photo 社内外会議の実施方法(企業規模・従業員数別)

 社内会議について企業規模別に見ると、「主にハイブリッドで実施」や「主にオンラインで実施」と回答した人が、企業規模が大きいほど割合が高かった。大企業においては「主にハイブリッドで実施」(53.6%)が半数を超えた。

 社外との会議についても、社内会議と同様に、企業規模が大きくなるほどオンライン会議を実施する企業の割合が高くなった。一方で、中小企業においても「主にハイブリッドで実施」(48.0%)と「主にオンラインで実施」(14.7%)を合わせると6割超がオンライン会議を活用していた。

 調査期間は3月17〜31日、有効回答企業数は1万1428社。

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