雇用形態で比較すると、従業員エンゲージメントが最も低かったのは派遣社員であり、次いで一般社員、パート・アルバイトと続いた。役職別で比較すると、役職が上の人ほど高く、経営層と下位層には温度差があることが分かる。
業種別に見ると、最も低かったのは製造業、最も高かったのは教育・学習支援業だった。仕事の意義が明確であり、もともと仕事の適性に合った人が就職しているとされる業種で高い傾向が見られた。
会社の従業員規模の違いによる差は見られなかった。人事制度や研修プログラムが整備されている大企業でも、全員の顔と名前が一致する中小企業でも従業員エンゲージメントは変わらない様子がうかがえる。
調査は1月31日〜2月6日、全国の10〜60代の男女9269人を対象にインターネットで実施した。
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