消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
お城情報Webメディア「城びと」を運営する東北新社は、「2023年に行きたい!お城ファンの“推し城”20」を発表した。1位は前回と同じく「松本城」(長野県松本市)が獲得した。2位は「姫路城」(兵庫県姫路市)、3位は「犬山城」(愛知県犬山市)、4位は「熊本城」(熊本市)、5位は「彦根城」(滋賀県彦根市)となり、昨年と全く同じ顔触れとなった。
1位の「松本城」には、「漆黒の天守閣と周りの堀や赤橋、アルプスの山々とのコントラストが最高」「今年初めて登城しましたが、ひと目惚れした」など、北アルプスを背景にした漆黒の城や町並みの美しさを称えるコメントが多数寄せられた。
2位の「姫路城」と答えた人からは、「どこにいても必ず城が見えて見守られている安心感と圧倒的な威圧感がたまらない」といった、存在感とスケールに圧倒されたという意見が多く聞かれた。
今回のランキングには、「戦争や震災を越えて、希望を与えてくれているお城だと思う」(4位「熊本城」)、「戊辰戦争時に1日3000発の砲弾を打たれながらも耐え抜いたから。お城の姿を見るだけで泣ける」(8位「会津若松城」)といった、昨今の落ち着かない情勢の世の中、力強さや希望の象徴である城を推す声が多く集まっていた。
今回の調査は、全国の「城びと」ユーザーを対象に、インターネットで実施した。期間は22年9月18日〜12月25日、有効回答数は1202人。
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