消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
日本語入力、きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」を提供するバイドゥ日本法人(東京都港区)は、「入りたい!人気部活ランキングTOP10」を発表した。1位は「帰宅部」、2位は「バスケットボール部」、3位は「サッカー部」という結果に。
1位は2021年の調査結果と同じく、「帰宅部」だった。回答者からは「早く帰れて、勉強に取り組める」「部活よりも趣味を優先したい」といった声が寄せられ、自分の時間を大切にしたいと考えるZ世代が多い様子がうかがえた。
また「部活がそこまで盛んではないから」「通う高校はほとんどの生徒が帰宅部」など、学校全体で部活動があまり盛んではない、入りたい部活がないといった理由から帰宅部を選択するという意見もあった。
2位を獲得したのは「バスケットボール部」。22年12月に公開されたバスケットボールを題材にしたアニメ映画、『THE FIRST SLAM DUNK』の影響を受けたという意見も見られた。「かっこいいし、スラムダンクの影響があった」「バスケ部の見学にたくさん並んでいた」といったコメントが寄せられた。
3位にランクインしたのは「サッカー部」だった。前回のランキング外から大きく順位を上げた背景には、「FIFAワールドカップカタール2022」の影響もあるようだ。回答者からは「男女ともに人気の部活」「通う学校では選手もマネジャーも一番多い」といった声があった。
4位以降は「吹奏楽部」「テニス部」「美術部」「バレーボール部」「バドミントン部」「ダンス部」「陸上部」と続き、運動部が多くランクインする結果となった。
調査は、10〜24歳の男女を対象にインターネットで実施した。期間は2月21日〜3月6日、有効回答数は391人。
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