QRコード決済サービス「PayPay」がクレジットカードを使った決済を8月から原則廃止する。運営元が5月10日までに発表した。8月1日以降は、子会社のPayPayカードが発行するクレジットカード以外は利用できないようになる。グループとして、PayPayブランドの強化や、「あと払い」を促進する狙いがある。
8月以降は決済可能なクレジットカードは「PayPayカード」「PayPayカード ゴールド」のみとなり、これらのカード以外の登録は自動的に解除となる。7月初旬以降は、クレジットカードの新規登録も停止する。ユーザーは今後、「あと払い」や銀行口座からPayPay残高にチャージするなどの方法で決済することになる。
背景には自社のクレジットカード発行枚数を増やし、PayPayとしてのブランド力を強化する動きがある。このため、同社は自社サービスのユーザーを増やそうと、「あと払い」利用時のポイント還元率を、クレカ決済時よりも高く設定。ユーザーの囲い込みに向けた取り組みを進めていた。
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