海外に留学している学生は、どの業界で働きたいと考えているのだろうか。「志望業界」を尋ねて文理ごとに集計、国内学生と比較したところ、文系の留学生は「商社(総合)」(38.2%)と「調査・コンサルタント」(37.2%)の人気が高いことが、ディスコの調査で分かった。国内学生の1位は「銀行」(20.2%)だったが、留学生では9.0%(11位)にとどまった。
理系の留学生では「調査・コンサルタント」(44.2%)、「情報処理・ソフトウエア」(25.3%)の人気が高かった。3位は「商社(総合)」(22.1%)で、国内学生(3.2%)と大きな差があった。
「志望職種」を尋ね、文理ごとに集計した。文系留学生では「企画・マーケティング職」(65.2%)が最多で、国内学生(47.1%)と大きな差があった。以降は「営業職」(39.0%)、「専門職・スペシャリスト」(22.8%)と続いた。
理系留学生では「企画・マーケティング職」と「IT 系職種」(同37.2%)が最も多く、「研究・開発・設計」(33.0%)が続いた。一方、国内学生では「研究・開発・設計」(49.1%)の人気が高く、留学生1位の「企画・マーケティング職」は17.2%にとどまった。
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