雪印メグミルク(新宿区)は15日、価格改定を発表した。7月1日に「とろけるナチュラルチーズ」「ピザソース」などの家庭用乳食品、8月1日に「おいしい雪印メグミルク牛乳」「雪印コーヒー」などの家庭用市乳商品および業務用商品の一部で価格改定を実施する。
家庭用で価格改定の対象となるのは、ナチュラルチーズなどの乳食品で20品、牛乳・ヨーグルトなどの市乳商品で68品。業務用では、牛乳・ヨーグルトの6品が対象。改定幅は、メーカー希望小売価格で最大17.4%、メーカー出荷価格で最大17.7%。
同社は今回の改定について、穀物・エネルギー価格の高騰や円安の影響により、生産コストが急激に上昇したとし、酪農生産基盤を守り、商品の安定供給を図るためとしている。
競合では、同様の理由で明治が4月からヨーグルトや家庭用チーズ・バターを希望小売価格ベースで最大13.0%の値上げをしていた。
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