富士通ゼネラルは5月12日、“クーラー”を搭載したリュック「コンディショニングバックパック」を応援購入サービス「Makuake」で発売した。
コンディショニングバックパックは、蓄冷熱交換技術による冷却システムを搭載。蓄冷熱交換技術とは、あらかじめ凍らせておいた保冷剤の冷熱により対象を冷やす技術で、保冷剤から冷熱を移動する冷水循環装置と、移動した冷熱を対象へ伝える冷却シートから構成されている。
約2時間の稼働時間の中で、使用開始時は急激に温度を下げ、その後、温度を上下に変動させて“ゆらぎ”を持たせることで温度を感じやすくコントロールしているという。
富士通ゼネラルは、実験で35度の環境にバックパックを放置し、2時間の連続運転を行ったとき、バックパック背面の温度が90分以上、28度以下に保たれることを確認したと報告している。
「真夏の炎天下を徒歩で通勤する社員の実体験が発想のもと。出勤後に汗やニオイを心配したり、熱くなった体のクールダウンをしたりすることなく、オフィスに着いてすぐ、快適に仕事をスタートしたいという気持ちを具現化した」(富士通ゼネラル)。
価格は3万9500円。販売数は500個限定。
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