ビジネスパーソンに最も必要とされる英語力とは? 無料語学学習アプリを提供するDuolingo(米ピッツバーグ)の調査によると、最も使用頻度が高い英語の技能は「リーディング」だった。
回答者の半数以上が英語のリーディング能力を「週3〜4日」使うこと、さらに約4人に1人が「週5日以上」使うことが分かった。その他の3技能(リスニング、スピーキング、ライティング)についても、約60%が「週1〜2日」の頻度で使っていた。
また、役職が高いほど英語を使う頻度が高くなる傾向にあった。特に「リスニング」「スピーキング」は、役員クラス・部長クラスでは「週3日以上」の割合がそれぞれ40%を超えていた。
仕事で英語を使う際、利用しているツールは何か聞くと、52.3%が「Google翻訳」を使用していると回答した。年代別でみると、40代以上は英和辞典とGoogle翻訳が上位だったが、10〜30代ではGoogle翻訳の次にChatGPTを利用する人が多かった。
「仕事で英語を使うことになると想定していたか」と尋ねると、32.9%が「いいえ」と回答した。仕事で英語を使うようになると分かったときの英語レベルについて質問すると、59.3%が「初心者(簡単な基礎は知っている)」もしくは「初心者以上中級者(基礎を超えても大丈夫)未満」だった。
調査は3月30日〜4月6日、インターネットで実施した。調査対象者は月に2回以上仕事の実務で英語を使っている全国のビジネスパーソン920人。
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