日本テーマパーク開発(千代田区)は、東京・台場のパレットタウンで営業していた「パレットタウン大観覧車」のゴンドラを、子会社が運営する那須ハイランドパークに引き取ると発表した。園内の休憩スポットやフォトスポットとして再活用する。
パレットタウン大観覧車は、1999年に開業した複合型施設「パレットタウン」のシンボルとして親しまれてきた。開業当時は「世界一の高さ」として話題を集めたが、土地の再開発でパレットタウンが閉鎖することに伴い、2022年8月31日に営業を終了した。
日本テーマパーク開発は、今回の発表について、処分するのではなく再活用することで、SDGs実現につなげたいとしている。ゴンドラは園内に設置し、来園者が自由に利用できるようにする。
同社は那須ハイランドパークの他、那須高原りんどう湖ファミリー牧場などを子会社で運営している。サステナビリティに関する取り組みに注力しており、こども食堂の運営やバイオマス発電に取り組んでいる。
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