「喫煙所」なのに紙巻きも加熱式もNG いったい何をする場所なのか BATジャパンが新宿に期間限定オープン：「吸いたくても吸えなかった」シチュエーションを用意

[ITmedia]

　“吸えない喫煙所”が期間限定で新宿にオープンする。ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン（港区）が発表した。

“吸えない喫煙所”が期間限定でオープン（出所：プレスリリース、以下同）

　オープンするのは「吸わない喫煙所!?」と名付けたスペース。東京・新宿の新宿駅東口付近にある「クロス新宿スペース」に、5月25〜31日の期間限定で展開する。紙巻きたばこや加熱式たばこを吸えず、「オーラルたばこ」のみ利用できる。

　「吸わない喫煙所!?」では、スタッフの説明を受けながら、同社が販売しているオーラルたばこ「VELO」のトライアルが可能。VELOは、歯茎と頬の間に挟んで利用するオーラルたばこ。煙やにおいが発生しないことから、紙巻きたばこや加熱式たばこのように場所を選ばずに利用できる点がメリットとされる。

「VELO」のラインアップ

　「吸わない喫煙所!?」は、従来たばこを吸いたくても吸えなかったシチュエーションである映画館や電車内、オフィスを模したエリアを用意。実物の映画館のいすや電車のつり革などを内装として設置した。

内装のイメージ

　同社のモダンオーラル事業　北東アジアエリア カテゴリーディレクターである祖谷静香氏は、今回の施策を通して「オーラルたばこの存在や活用シーンを知っていただくきっかけを作りたいと考えています」とコメントしている。