消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
ECサイト「わいわい広場」を運営するYAY(東京都葛飾区)は、都心在住502人と地方在住515人を対象に「カフェ利用に関する実態調査」を実施した。その結果、カフェを利用する目的1位は「休憩・リフレッシュ目的」であることが分かった。
カフェを利用するのは週に何日程度か質問したところ、「たまに利用する程度」(46.4%)、「利用しない・ほとんど利用しない」(32.6%)。8割近くがカフェをあまり利用しないことが分かった。
カフェ利用時の平均滞在時間を尋ねると、「30分〜1時間程度」(40.0%)が最多となった。以下、「1〜2時間程度」(30.2%)、「2〜3時間程度」(14.6%)と続く。
どのような目的でカフェを利用するか質問したところ、都心在住の人では「休憩・リフレッシュ目的」(68.8%)、「飲食目的」(56.7%)、「待ち合わせなど時間つぶし目的」(31.2%)の順に回答者が多かった。地方在住の人では「休憩・リフレッシュ目的」(63.8%)、「飲食目的」(56.9%)、「友人知人などとの会話目的」(33.1%)となり、両者間に大きな差は見られなかった。
個人経営とチェーン店のカフェでは、どちらを利用することが多いか聞くと、都心在住の人は「チェーン店のカフェ」(85.2%)、「個人経営のカフェ」(14.8%)となった。地方在住の人では「チェーン店のカフェ」(70.3%)、「個人経営のカフェ」(29.7%)となり、両社ともチェーン店のカフェを選ぶ人が圧倒的に多数だった。
あまり利用したくないと感じたカフェの特徴を尋ねると、都心在住の人は「店内の清潔感がない」(52.3%)、「従業員の接客態度があまり良くない」「座席が狭い・座りにくい」(同率44.9%)となった。地方在住の人では「従業員の接客態度があまり良くない」(48.4%)、「店内の清潔感がない」(41.6%)、「座席が狭い・座りにくい」(36.6%)と続いた。
調査は4月5〜7日、インターネットで実施した。
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