消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
イトーキ(東京都中央区)が会議に関する調査結果を発表した。オフィス勤務とリモートワークを組み合わせて働くハイブリッドワーカーは、1週間あたり平均して8.0時間の会議をしており、そのうち6.5時間がWeb会議だった。また、カメラを基本的にオフにしている人が6割超を占めた。
1週間あたりの会議時間を聞くと、平均は8.0時間。そのうちWeb会議が6.5時間、リアル会議が1.5時間だった。会議の種類を聞くと、報告や共有などの定例会議が最多で、77.2%が回答した。2位は「方針を決定する会議」(45.1%)、3位は「意見交換・ディスカッション目的」(40.5%)だった。
Web会議で不便や不満を感じる点を聞くと、最も多かったのが「通信品質」(38.9%)だった。以下、「相手のカメラがオフで、反応や表情が分からない」(32.6%)、「周囲の雑音が気になる」(28.4%)と続いた。
Web会議中のカメラについて質問すると、1位は「基本はカメラをオフにして、時々オンにする」で42.5%が回答した。「常にオフ」と回答した19.6%と合わせると、6割超が基本的にオフにしているという結果に。オフにしている理由は、「顔を映さなくても問題ないため」が最多で49.8%が回答した。
調査は東京23区で従業員数100人以上の企業に勤務し、ハイブリッドワークをしている2000人を対象に実施。インターネット上で、2022年10月に行った。
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