消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、運営するメディア「お金の使い方調査隊」で実施した「共働き夫婦の貯金額や貯金方法に関する意識調査」の結果を発表した。共働き夫婦が毎月預貯金している金額は平均すると5万9105円だった。
預貯金するお金の捻出元を聞くと、1位は「夫婦の給料・ボーナス」で、46.5%が回答した。2位は「夫の給料・ボーナスのみ」(29.8%)、3位は「妻の給料・ボーナスのみ」と続いた。夫婦どちらかの稼ぎを預貯金に回している人からは、「一方が生活費を負担し、もう一方が貯金を担っている」といった声があった。
1カ月当たりの預貯金額を聞いたところ、平均は5万9105円だった。最も多かった回答は「1万円以上3万円未満」で31.5%が回答した。以下、「3万円以上5万円未満」(27.4%)、「5万円以上10万円未満」(20.9%)と続いた。
預貯金する目的で回答者が最も多かったのは「老後のため」で249人。「将来の税率や物価高を考えると、今のうちにできるだけのことをしておかないと、生きるだけでも大変になりそう」といった声があった。2位は「教育費・養育費のため」で207人が回答した。「将来子どもができたときの備え、特に大学進学費用」「子どもたちにやりたいことをさせてあげたい」といった意見があった。3位は「予備費として」で112人が回答した。
調査は3月20〜27日に実施。共働き夫婦の507人を対象に、インターネットで行った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング