消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
タメニー(東京都品川区)が、結婚式に関する調査結果を発表した。結婚式などのセレモニーを開きたいと考えている人は、開きたくないと考えている人より少なく、予算上限で最も多い回答は同率で「10万円以上50万円未満」と「50万円以上100万円未満」が並んだ。
結婚式などのセレモニーに関して開催意欲を聞くと、全体では「開きたい」が22.5%、「開きたくない」が26.1%で、消極的な人の方が多かった。一方、年齢層別に見ると、「20〜29歳」では「開きたい」が49.1%、「開きたくない」が25.0%と、積極派が消極派の2倍近くを占めた。
結婚式などのセレモニーにかける予算の上限を聞くと、回答が多かったのは「10万円以上50万円未満」「50万円以上100万円未満」(いずれも22.2%)だった。以下、「100万円以上200万円未満」(19.6%)、「10万円未満」と続く。6割近くが100万円未満を希望していた。
開きたいセレモニーの種類を聞いた。最も回答が多かったのは挙式で68.0%が回答した。「記念として開きたい」「今まで友人など50回以上呼ばれたので、たくさんの人を呼んで開きたい」といった声がある一方、「最低限の小さな儀式にしたい」など小規模で開きたいという声もあった。2位以下は「披露宴」(54.0%)、「2次会」(37.5%)、「リゾート挙式」(36.5%)などが続いた。
調査は4月28日〜5月1日、未婚の20〜59歳男女2060人を対象にインターネットで実施した。
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