ローソンは5月30日、全国のコンビニエンスストア「ローソン」で、3種類のサラダ商品を新発売するとともに、4種類のサラダ商品をリニューアル発売する。いずれの商品も、容器の上蓋をシールタイプにすることで、年間約100トンのプラスチック削減とともに、約160トンの二酸化炭素排出量の削減を見込んでいる。
同社によると、上蓋がシールとなっているサラダ商品を全国(沖縄を除く)で発売するのは初。これまでは容器と蓋をはめ合わせる「嵌合(かんごう)蓋」を使用しており、蓋の脱落を防止するために補助テープで固定していた。
新発売する商品の容器では、上蓋がシールタイプになったことで、蓋と補助テープのプラスチック使用量や二酸化炭素排出量を削減できる。また、包装材に直接印刷する技術を導入し、従来式の紙の商品ラベル・原料ラベルが不要になった。
同社は2022年11月、関東のローソンで一部サラダ商品の容器を今回と同様のものに変更。オリジナル日配総菜に続く導入で、1食につき約9グラムのプラスチック削減になると発表していた。また、当時は容器内にガスを充てんし、シールタイプの上蓋で密閉することで、容器内で菌が繁殖することを抑え、消費期限を1日長く販売できるともしていた。
5月30日に発売するのは、新規商品が「NL タコのバジルサラダ」(289円)、「NL 粒マスタード香るポテトサラダ」(246円)、「NL コク旨ごぼうサラダ」(257円)の3品。いずれも「オメガ3系脂肪酸」を多く含むことで有名なアマニ油を使用している。
また、「NL 海老といかの明太子サラダ」(333円)、「NL コールスローサラダ」(246円)、「NL 黒胡椒香るマカロニサラダ」(257円)、「NL 豆腐とひじきの和風サラダ」(289円)の4品をリニューアルして発売する。アマニ油を加えた。
同社は19年3月に社内で「SDGs委員会」を立ち上げて以降、二酸化炭素や食品ロス、プラスチックの削減に向けた取り組みを強化している。今回の発表に寄せて、「今後も、環境に配慮し、皆さまの健康をサポートする商品を開発・発売してまいります」とコメントした。
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