消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
LENDEX(東京都渋谷区)が「値上げ」に関する調査結果を発表した。値上げして困った品目を聞いたところ、1位は「生鮮食品」だった。
昨今、原材料費の高騰などにより、幅広い領域で値上げが進む。こうした値上げに関連して、お金の使い方などに意識的な変化があったか聞いたところ、「かなり変わった」(26.3%)と「少し変わった」(47.8%)を合わせ、7割超の人に変化が生じている。値上げへの対策を聞いたところ、1位は「ポイ活」で51.2%が回答した。以下、「光熱費の見直し」(30.4%)、「特に何もしていない」(24.3%)と続いた。
支出を抑えるために行っていることを聞いた。1位は「外出を控える」で47.4%が回答した。コロナ禍が収束の兆しを見せ始めている一方、生活費防衛のためになかなか外出できない人が多い結果となった。2位以下は「できるだけ安いものを買う」(46.4%)、「自炊をする」(40.7%)と続いた。
値上げで困った品目では「生鮮食品」がダントツだった。他の項目の回答率が3割以下で並ぶ中、69.5%が回答した。以降は「ティッシュ類」(35.2%)、「インスタント麺」(33.4%)などが並んだ。
調査は4月11〜12日、20〜60代男女1130人を対象に、インターネットで実施した。
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