消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
世界で最も住んでみたい国はどこか。AZWAY(東京都豊島区)が、運営する不動産メディア「幸せおうち計画」で実施した調査によると、1位は「米国(ハワイを除く)」で、日本は4位だった。
海外生活の経験を聞くと、各年代で「ない」が圧倒的多数派に。「ある」と答えた人は全体の1割にとどまった。「ある」と回答した人の割合が最も高かったのは、40代。13.2%が回答した。10代では0%、20代は7.0%にとどまった。
海外生活の希望を聞くと、「はい」が「いいえ」をわずかに上回った。「日本とは全く違った文化や生活環境で暮らすことにあこがれている」「海外の方が多様性があるし、労働環境がいい」といった声があった。また、海外で生活した経験のない10代は、約8割が海外居住の希望を持っていることが分かった。
最も住んでみたい国を聞いたところ、「米国(ハワイを除く)」が1位で75人が回答した。2位の「ハワイ」(55人)と合わせ、3割近くが米国での生活にあこがれている結果となった。自由で開放的なイメージのほか、多民族国家であることから、国外出身の人でも暮らしやすそうな点が背景にあるとみられる。3位以下は「オーストラリア」「日本」「シンガポール」「タイ」が続いた。また、国別ではランクインしなかったが、欧州圏の国は全体で118人が回答した。
調査は4月8〜18日、10〜60代男女500人を対象にインターネットで実施した。
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