飲んだ後の「〆グルメ」人気ランキング 3位「アイス」、2位「お茶漬け」 1位は？

[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ：

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

　リクルート（東京都千代田区）が運営する「ホットペッパーグルメ外食総研」が、「飲んだ後の〆グルメ」に関する調査結果を発表した。その結果、1位は「ラーメン」だった。

出所：ゲッティイメージズ

　ホットペッパーグルメ外食総研が独自にピックアップした34品を、回答に基づいたポイントでランク付けした。1位のラーメンは、2位以下に大差をつけ、1160ポイントを獲得した。2位は「お茶漬け」（584ポイント）、3位は「アイス」（544ポイント）。以下、「コーヒー」（294ポイント）、「パフェ」（228ポイント）、「ケーキ」（182ポイント）などスイーツ系が並んだ。

〆グルメとして人気のメニュー、トップ10（出所：プレスリリース、以下同）

　ホットペッパーグルメ外食総研の有木真理上席研究員は、近年の糖質制限ダイエットブームの影響などから、量が少なめで罪悪感の薄いアイスが上位にランクインしたと分析。その他、コーヒーやパフェなどのいわゆる「カフェメニュー」が数多くランクインしたことから、今後は「飲んだ〆にカフェ」が一般的になるかもしれないとコメントしている。

　〆グルメを選ぶ基準について聞いた。1位は「そのときの自分の欲求を満たせること」で33.5％が回答した。以下、「食べない方がいいのは分かっているが我慢できないもの」（17.5％）、「食べても翌日の胃腸に優しいこと」（15.9％）が続く。

　〆グルメの位置付けでは、「親しいメンバーだけで過ごす場」が27.2％で最も多くの回答を集めた。2位は「話し足りなかったことを話す場」で18.6％。多くの人が、〆グルメを1人ではなく複数で食べていることが分かった。

〆グルメの目的や位置付け

　調査は3月24〜25日、全国の20〜60代男女1035人を対象に、インターネットで実施した。