スターバックスが「PORTER」と初コラボ マイボトルを持ち運びやすいバッグ発売使い捨てのない社会

» 2023年06月21日 06時00分 公開

 スターバックスコーヒージャパンは6月21日に、吉田のバッグブランド「PORTER」(ポーター)とのコラボレーションアイテムを発売する。2社のコラボは初めて。使い捨てない社会の実現に向け、「マイボトルを持って、もっとお出かけしたくなる」をテーマにコラボ商品の開発に至ったという。

photo 「マイボトルを持って、もっとお出かけしたくなる」バッグとボトルのコラボ商品を作り上げた
photo 両社のブランドを象徴するカラーの全7アイテムを販売

 それぞれのブランドを象徴するカラーのブラックやダークグリーンを取り入れたオリジナルデザインのバッグ4種類と、ブラック・オレンジ・ホワイトのボトル3種の全7アイテムを販売する。

 バッグは、コーヒー豆にインスパイアされたオリジナルデザインのドラムバッグで、2サイズを用意。16インチのパソコンが収納できるサイズのダークグリーンと、スマートフォンや財布が入るSサイズのブラックとした。どちらも底面がコーヒー豆のようなユニークな形状で、内装にボトルが出し入れしやすいポケットを備え、スターバックスグリーンのカラビナは取り外し可能だ。価格はダークグリーンが3万8000円、ブラックが2万9000円。

 ボトルにはそれぞれのブランドを象徴するカラーであるブラック・ホワイト・オレンジを用意した。バリスタのエプロンを身につけた「ポーターくん」をあしらったオリジナルデザインを施した。容量は473mlで、価格は4900円。

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 「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」(以下、ロースタリー東京)も同様にコラボを実施。スターバックスとロースタリー東京が同時期に同じブランドとコラボすることは初めての取り組みだ。

photo 「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」も「PORTER」とコラボ

 コラボ商品はスターバックスアイテム同様、コーヒー豆にインスパイアされたユニークなオリジナルデザインのドラムバッグとステンレスボトルの3種類。

 バッグは「ロースタリー東京」のインテリアをモチーフにしたキャメルのレザーでできたドラムバッグで、サイズはSサイズのみとした。レザーのストラップは柔らかく、ショルダースタイルや手持ちスタイルで使用できる。価格は4万6000円。

 ボトルは「ロースタリー東京」を象徴するキャスク(焙煎した豆の貯蔵庫)をイメージしたカッパー色(銅色)と、「スターバックス リザーブR」のイメージカラーであるブラックを用意。容量は共に473mlで、価格は6000円。

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 今回のコラボレーション全10商品をスターバックス オンラインストアで販売する。「ロースタリー東京」では、コラボ3商品を店頭でも販売する。

 スターバックスは「もっと自然にマイボトルを持ち運べるアプローチの発想から商品をつくれないか」という考えのもと、吉田に声を掛けた。スターバックスが考えるサステナブルな未来への思いと、PORTERの「使うほどになじみ、永く愛用していただけるカバン作り」というモノづくりに対する思いからコラボが実現した。

photo スターバックスコーヒーの店舗(提供:ゲッティイメージズ)

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