待遇や働き方が異なることが多い非正規雇用者と正社員。20代の非正規雇用者の36.5%が「正社員になりたい」ことが、ジェイック(東京都千代田区)の調査で分かった。
「正社員になりたくない」は26.8%、「どちらともいえない」は36.8%で、それぞれの割合が拮抗していた。
男女別にみると、「正社員になりたい」の割合は女性(28.5%)より男性(44.5%)のほうが16ポイントも高くなっていた。
それぞれの選択肢を選んだ理由を聞くと、なりたい派では「安定した収入と福利厚生があるから」「ボーナスが欲しいから。また世間の目が気になるから」、なりたくない派では「時間に自由のきく働き方をしているから」「責任が重いから」、「どちらともいえない」では「具体的に将来像が決まってないから」「ちゃんと働けるか不安だから」といった声があった。
インターネットによる調査で、対象は20代で雇用形態がパート・アルバイトか無職の400人(男性200人、女性200人)。調査期間は5月15〜16日。
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